ポータルサイト(EPARK歯科、エキテン等)に依存しない集患体制づくり

2020年02月26日 (水)

コラムテーマ:
院外マーケティング

皆さま、こんにちは。
船井総合研究所 歯科医院経営コンサルティングチームの小川 純平(オガワ ジュンペイ)でございます。

今回は「ポータルサイト(EPARK歯科、エキテン等)に依存しない集患体制づくり」について解説したいと思います。

昨今の歯科医院のWeb集患は、EPARK歯科、エキテンといったポータルサイト抜きでは語れないのが実際のところかと思います。

特に「地域名 × 歯医者(歯科)」といったキーワードでは、検索1ページ目のほとんどがポータルサイトということは珍しくはございません。
そのため、特に新患数が少ない医院様やより患者様を集患したいという医院様に関しては、このポータルサイトに有料登録をするというのは一つの重要な集患ルートになります。

しかしながら、私のお付き合い先の先生方で、逆にポータルサイトを解約することで医院収益が上がったという事例がいくつかございます。

理由として、ポータルサイト経由の患者様は、その場しのぎの治療を求める急患系の患者様(脱離等)、デンタルIQが著しく低い患者様 ≒ 継続して通っていただけない患者様が非常に多く、見かけ上の新患数は増えても、手数料や患者様の継続性を考えると、最終的な医院収益に繋がらない場合が多いからです。

また、ポータルサイトによっては通常のWeb予約とは別に予約窓口を設けるため、予約がバッティングして既存の患者様をお待たせすることになってしまったり、受付手続きが煩雑であったりと、患者様の満足度やスタッフの満足度も低下させる一要因にもなります。

果たして、自院はポータルサイトに登録する必要があるのか、解約も視野に入れて、一度、費用対効果やポータルサイトの患者様の追跡調査等を行い、検討されてはいかがでしょうか。

 

◾️この記事を書いたコンサルタント

小川 純平

プロフィール詳細

立教大学法学部卒業。
船井総合研究所 最優秀新人賞。
入社後は主に集客(集患)・採用のWebマーケティングに従事。
Webマーケティングにおいては社内トップクラスの知識・ノウハウを有しており、歯科専門コンサルタントでありながら、他の業界からの引き合いも多く、あらゆる業種において即時業績アップに貢献。
患者ニーズ・行動心理を把握したマーケティング戦略を得意としている。
クライアントには十億円規模の医療法人も複数おり、歯科業界を代表するマーケッターとして活躍している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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