インプラント埋入をコンスタントに増やす

2008年06月12日 (木)

コラムテーマ:
自費診療 (増患 集患)

こんばんは。
株式会社船井総合研究所  歯科医院 経営コンサルタントの松谷直樹 です。
アクセス状況を確認していますと、最近このブログをご覧いただいている方の数もずいぶん増えてきたようです。
ご期待以上の内容をと気合が入りますキャッ☆
今日は特に質問が多い、インプラントを出す方法について書きたいと思います。
実際にインプラントを年間120症例以上出している医院のルール化をしてみました。
私の感覚だと年間120本、月間10本程度以上出ている医院は地域内でも1、2番のインプラントが出ている医院だと思う。120本程度が第一のステップだと思います。
1.まず大きく分けて、インプラント患者が出るパターンを大きく分けて2通り持っておられる。
ひとつは、初診患者や既存患者で院内カウンセリングをしてインプラントになるケース
もうひとつは広告活動で最初からインプラントを希望してこられるケース。
前者はインプラント希望でなくて、欠損歯がある場合、インプラントの選択肢を示して、カウンセリングをする必要がある。その代わり広告費は特にかかっていない。
後者は外部に向けて、ホームページ、雑誌広告などで積極的に広告を行い、これらの媒体を見て来院されるケース。広告費はそれなりにかかる。
実は120本以上出ている医院はこの両方を行っている。(もしくは大都市では後者のみでも可能)
2.次に「インプラントセンター」を名乗っていることも共通している。
後者のような患者さんの場合、より実績のある、ブランドイメージの高い医院に行きがちだ。
その基本となるインプラントセンターの名称は必須のものとなっている。
東京、大阪、福岡、名古屋等々の政令指定都市ではすでに一般的となっている、「インプラントセンター」がここ1~2年で、人口40万~20万都市でも徐々に出てきている。
今後インプラントに力を入れようと考えておられる医院様はぜひ早めにご検討お願いいたします。
また、これは1.の話とも重複するが、この場合本体とは別に独立した「インプラントセンター」専門のホームページを持っていることも共通している。
「インプラントセンター」を立ち上げると同時にインプラント専門のHPも作成したほうがよいでしょう。
3.明確なカウンセリングフローを持っている
具体的には一例であるが、例えば以下のような流れだ。
1)まず欠損歯がある患者には全員に一通りの説明をする。(治療計画説明時)
2)その際に義歯、ブリッジの説明も合わせて行う
3)その際にはインプラントが現在の歯科治療では最も高水準な治療であることを伝える
4)もしよろしければ詳細な見積りと説明を行いますがいかがでしょうか?と話す。
5)希望者には別途カウンセリングの時間を設ける。(この場合最低30~60分は時間をとる)
インプラントに関して、技術的な内容以外に、他の手法に比較して、何よりもベストであるという信念と提案をしっかりとしていることがポイントだと思います。
以上、3つに分けて、年間120本以上インプラントを出すポイントをまとめました。
本日のまとめ
1.既存患者ばかりでなく、HP等の広告活動の実施
2.インプラントセンターの立ち上げ+インプラント専門HPの立ち上げ
3.明確なカウンセリングフローおよび、説明時間の確保(希望者には30~60分)
 

 
 

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経営のご相談ご質問、コンサルティングの質問等ありましたらmatsutani@funaisoken.co.jp
㈱船井総合研究所 メディカルグループ 松谷直樹あてまでお願いいたします

◾️この記事を書いたコンサルタント

松谷 直樹

プロフィール詳細

売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。

◾️監修コンサルタント

歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター

松谷 直樹

2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。

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