治療内容を理解してもらうことの重要性
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本日は大阪の医院に伺ってきました。
口腔内の状況によっては、治療の回数や期間が大幅に長くなることがある。
例えばむし歯が1本でも根管治療が必要なケースであれば、通院回数は5回以上かかってくる可能性がある。
P治療も同時平行で進めるのであれば、もう少しかかるかもしれない。
P治療も6ブロックに分けて行うのであれば、最低6回は必要になる。
そのような場合にポイントになるのが、患者さんにそのことを理解してもらうということの必要性である。
患者はもしかするとむし歯の1本であれば数回で終了すると思っているかもしれない。
そのような場合に問題になるのが、丁寧な治療を行っているのに、患者は「なかなか終わらない」と感じている可能性があるということである。
これではマイナスの口コミが発生してしまう。
そのギャップを解消するためには、治療前におおよその治療の見通しと、毎回の来院時に口頭でも構わないので、治療の進捗の振り返りと今日の内容を説明することである。
説明ツールを用意すると尚よいだろう。
そうすることで、「あの医院は丁寧でしっかりと治療をしてくれる医院だ」というプラスの口コミが発生するのである。
◾️この記事を書いたコンサルタント
松谷 直樹
売上、利益の向上を大切にしながらも、「本当に患者さんに喜んでもらえる歯科医院作り」をコンサルティングの第一の目的に している。 「歯科医院は患者さんに喜んでもらえるためにある」「経営ノウハウは患者さんに喜ばれるような歯科医院作りのために活用するべきだ」という信念を元にコン サルティングを実施。 実現可能な提案と口頭だけでなく提案内容を実際に現場に落とし込み、実行するコンサルティングのスタイルを実行している。
◾️監修コンサルタント
歯科・治療院・エステ支援部
マネージングディレクター
松谷 直樹
2000年株式会社船井総合研究所入社。2004年より歯科コンサルティングに携わる。
開業クリニックから日本有数規模の医療法人グループまでコンサルティングを行っている。コンサルティングのモットーは患者様が「この医院を選んでよかった」と思っていただけるような歯科医院づくり。長期にわたるコンサルティング契約先が多く、15年以上契約している歯科医院もある。
歯科医師会、各種スタディグループ、各種歯科企業での講演実績多数。ビジネス雑誌プレジデント誌における歯科特集への寄稿、デンタルダイヤモンド誌での連載実績、クオキャリア、Ciメディカル、FEED等の各種歯科企業発行機関紙への寄稿実績あり。
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